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  • 浅野無念オスカー届かず…「ノーカントリー」が4冠

    オスカーを手に大感激の仏女優、マリオン・コティヤール(AP、クリックで拡大)
     第80回米アカデミー賞の授賞式が24日夕(日本時間25日午前)、ロサンゼルス・ハリウッドのコダックシアターで行われ、外国語映画賞にノミネートされていた浅野忠信(34)主演の「モンゴル」(セルゲイ・ボドロフ監督)は受賞を逃した。「マッド・ファット・ワイフ」でメーキャップ賞候補に名を連ねていた辻一弘氏も賞に届かなかった。
     浅野は露、独、カザフスタン合作による歴史超大作でチンギスハンの青年時代を演じた。撮影では乗馬やモンゴル語のせりふで苦労も多かったが、演技へのひたむきな情熱で撮影クルーから一目置かれていた。オスカーは逃したものの、各国から注目が集まる舞台に立てたことで、世界進出に弾みがつきそうだ。
     主要部門では、作品賞が「ノーカントリー」で、ジョエル&イーサン・コーエンも監督賞に選ばれるなど4冠。主演女優賞は「エディット・ピアフ 愛の讃歌(さんか)」でマリオン・コティヤール(32)が初ノミネートで初受賞した。仏女優の授賞は1959年以来、49年ぶりで「人生に感謝、愛に感謝します。この街には、本当に天使がいるみたい」と涙のコメントで会場を沸かせた。主演男優賞は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ=ルイス、助演男優賞は「ノーカントリー」のハビエル・バルデム、助演女優賞は「フィクサー」のティルダ・スウィントンに決まった。
     今回のアカデミー賞授賞式は、米脚本家組合のストライキの影響で開催を危ぶむ声も上がっていた。
    【第80回アカデミー賞主な受賞結果】
    作品    「ノーカントリー」
    監督    ジョエル&イーサン・コーエン「ノーカントリー」
    主演男優  ダニエル・デイ=ルイス「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
    主演女優  マリオン・コティヤール「エディット・ピアフ 愛の讃歌」
    助演男優  ハビエル・バルデム「ノーカントリー」
    助演女優  ティルダ・スウィントン「フィクサー」
    編集    「ボーン・アルティメイタム」
    撮影    「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
    脚本    ディアブロ・コーディ「JUNO/ジュノ」
    脚色    「ノーカントリー」
    長編アニメ 「レミーのおいしいレストラン」
    外国語映画 「ヒトラーの贋札」 


  • 「東京タワー」が作品賞…第31回日本アカデミー賞

     第31回日本アカデミー賞の授賞式が15日、東京都港区のホテルで開かれ、松岡錠司監督の「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が作品賞などノミネートされた5部門で最優秀賞を受賞した。アニメ作品部門の最優秀賞は「鉄コン筋クリート」が選ばれた。
     それ以外の各部門の最優秀賞は以下の通り。(敬称略)
     ▽監督賞=松岡錠司(東京タワー)▽主演男優賞=吉岡秀隆(ALWAYS 続・三丁目の夕日)▽主演女優賞=樹木希林(東京タワー)▽助演男優賞=小林薫(東京タワー)▽助演女優賞=もたいまさこ(それでもボクはやってない)▽脚本賞=松尾スズキ(東京タワー)▽美術賞=部谷京子(それでもボクはやってない)▽撮影賞=蔦井孝洋(眉山(びざん))▽照明賞=疋田ヨシタケ(眉山)▽録音賞=鶴巻仁(ALWAYS)▽編集賞=菊池純一(それでもボクはやってない)▽音楽賞=大島ミチル(眉山)▽外国作品賞=「硫黄島からの手紙」
    ZAKZAK 2008/02/16


  • 1、2日公開の主な映画

    1、2日公開の主な映画
    〈全国公開〉
    ☆ウォーター・ホース
     孤独な少年と、ネス湖の伝説の生物との心の交流
    ☆歓喜の歌
     立川志の輔の傑作落語を映画化。笑って泣ける
    ☆KIDS
     小池徹平と玉木宏、イケメンの競演
    ☆ラスト、コーション
     ベネチア映画祭グランプリ。激しいセックスシーンが話題
    ☆リアル鬼ごっこ
     全国の「佐藤さん」が狙われる!
    〈ミニシアター〉
    ☆東京少年
     堀北真希主演の純愛ストーリー
    ☆ミスター・ロンリー
     マイケル・ジャクソンのモノマネ男がモンローとして生きる女に恋をした


  • 19日公開の主な映画

    〈全国公開〉
     【スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師】 G・グローブ賞受賞のジョニー・デップ主演作
     【Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!】 Mr.ビーンのカンヌ珍道中。10年ぶりの映画化
     【シルク】 映像詩のように美しい、19世紀を生きた仏青年の生涯の恋
     【28週後…】 ウイルスに侵された人間が次々に襲ってくるサバイバル・シリーズ第2弾
    〈ミニシアター〉
     【ヒトラーの贋札】 実話を基に描く、ナチスの贋札造りを任された男たちの葛藤
     【ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ】 市原隼人、関めぐみ主演、現代の若者の空気を掴んだ青春映画
     【ぜんぶ、フィデルのせい】 激動の1970年代フランスを少女の目から描く
     【ハーフェズ ペルシャの詩】 麻生久美子の海外初進出。イラン・日本の合作映画


  • 12日公開の主な映画

    〈全国公開〉
    ☆「ジェシー・ジェームズの暗殺」
         ブラピが無法者の末路を熱演した人間ドラマ
    ☆「銀色のシーズン」
         ゲレンデのおバカに笑って泣ける青春群像
    ☆「シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ」
         野田秀樹&中村勘三郎の歌舞伎を映画館で
    ☆「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」
         人気ギャグ漫画を異色芸人キャストで実写化
    〈ミニシアター〉
    ☆「レンブラントの夜警」
         鬼才グリーナウェイが描く有名画家の運命
    ☆「ジプシー・キャラバン」
         北米を回る5つのバンドに密着した音楽映画
    ☆「SS エスエス」
         哀川翔と遠藤憲一が迫力満点のカーバトル
    ☆「たゆたう-GOOD TIME  MUSIC of clammbon-」
         クラムボンの2007年夏の全国ツアーに密着


  • 【映画ナビ】15日公開の主な映画

    〈全国公開〉
     【アイ・アム・レジェンド】 NYで唯一生き残った男の戦い。愛犬に泣いた
     【ザ・シンプソンズ MOVIE】 アメリカのTVで人気の長寿アニメの映画版
     【サーフズ・アップ】 ペンギン・サーファー現わる。吹き替えは小栗旬
     【SMILE~聖夜の奇跡~】 帰郷した青年は弱小アイスホッケーチームを指導
     【中国の植物学者の娘たち】 同性愛という純粋な愛が行き着く、残酷な結末
    〈ミニシアター〉
     【ユゴ 大統領有故】 1979年の韓国。パク大統領暗殺事件の真相は…
     【眠れる美女】 川端康成の原作をドイツで映画化。老人の性に迫る
     【ベティ・ペイジ】 7年で消えたピンナップガールのドラマ
     【ゼロ時間の謎】 アガサ・クリスティーの映画化。男の本音とは
     【イッツ・ア・ニューデイ】 人が苦手な商社マンと優秀なハケンが出会った?!


  • 第79回アカデミー賞

    渡辺謙残念! 「硫黄島からの手紙」作品賞逃す
    渡辺謙(右)はカトリーヌ・ドヌーブをエスコートしてプレゼンターとして登場(ロイター)
     【ロサンゼルス=夕刊フジ特電】米映画界最高の栄誉とされる第79回アカデミー賞の授賞式が25日(日本時間26日)ロサンゼルスのコダックシアターで開かれた。作品賞と監督賞にはマーティン・スコセッシ監督の「ディパーテッド」が選ばれ、ニッポン期待のクリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」は受賞を逃した。
     脚色賞、編集賞とあわせ4冠に輝いた「ディパーテッド」は、香港映画「インファナル・アフェア」をリメークしたアクションサスペンス。マフィアに潜入した警察官と、警察に潜入したマフィアの死闘を描く。レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモンが、警察官とマフィアを、名優ジャック・ニコルソンが、マフィアのボスを熱演した。
     一方、太平洋戦争での日米激戦を描いた佳作「硫黄島からの手紙」は惜しくも選にもれたが、主演の渡辺謙(47)は、この日の授賞式で、外国語映画賞のプレゼンターを務める栄誉にあずかった。
     フランスのベテラン女優、カトリーヌ・ドヌーブと並んで壇上にあがった渡辺は、流暢な英語でスピーチ。「ドヌーブさんと私は、外国からやってきて、ここハリウッドで出会った。過去にこの賞を得た50本の作品のすばらしさをたたえたい」と語った。
     「硫黄島からの手紙」の主人公・栗林忠道中将の孫の新藤義孝衆院議員(49)は、「賞を取ってほしかったが、日本語の作品が、世界最高の賞にノミネートされただけでも立派。62年前の兵士の思いが世界につながったと思う。私は初めてこの映画を見た際、涙でスクリーンが見えなかった。極限状況のなかで、人間味を失わずにいた祖父や先輩方を誇りに思っている」と語った。
    ■第79回アカデミー賞主要部門受賞一覧
    ▼作品賞
    「ディパーテッド」
    ▼監督賞
    マーティン・スコセッシ「ディパーテッド」
    ▼主演男優賞
    フォレスト・ウィテカー
    「ラストキング・オブ・スコットランド」
    ▼主演女優賞
    ヘレン・ミレン「クィーン」
    ▼助演男優賞
    アラン・アーキン「リトル・ミス・サンシャイン」
    ▼助演女優賞
    ジェニファー・ハドソン「ドリームガールズ」
    ▼長編アニメーション映画賞
    「ハッピー フィート」
    ▼音響編集賞
    「硫黄島からの手紙」
    ▼外国語映画賞
    ドイツ映画「善き人のためのソナタ」
    ZAKZAK 2007/02/26


  • アカデミー賞

    「フラガール」受賞にホッ…アカデミー賞の権威保った
    大手優位のジンクスくつがえす
    女優として貫禄を増した中谷美紀
     「賞の面目を何とか保ってよかった」。映画関係者からつぶやきがもれた第30回日本アカデミー賞。16日の授賞式では、最優秀作品賞に「フラガール」(シネカノン製作、李相日監督)、最優秀主演男優賞に「明日の記憶」の渡辺謙(47)、最優秀主演女優賞に「嫌われ松子の一生」の中谷美紀(31、左写真)などが選ばれ、「フラガール」で助演女優賞を得た蒼井優(21、下写真)は、同賞で12冠を達成した。
     日本アカデミー賞は、1978年のスタート以来、テレビ放送され認知度が高い割には、選出基準が疑問視されてきたのも事実だ。映画ジャーナリストの大高宏雄氏がこう語る。「選ぶのが会員なので、どうしても、東宝、松竹、東映の大作中心という傾向があった。キネマ旬報や新聞社が主催する映画賞よりも、独立系の映画に対する評価が低かった」。
     そうした声がある中、今回の「フラガール」が受賞したことは、「映画ファンの声に応えた」(独立系配給会社幹部)といわれる。授賞式であいさつした李鳳宇・シネカノン代表は、「インディペンデントがとれない賞だと思っていた」と正直に驚いた。また、李相日監督も「他の賞はとれても、日本アカデミー賞だけは、取れないと思っていた」と皮肉たっぷりのコメントを寄せていた。
     先の大高氏によると、「独立系の作品の受賞は、1981年の『ツィゴイネルワイゼン』以来の快挙」とも。当時、「ツィゴイネルワイゼン」(鈴木清順監督、シネマ・プラセット)の対抗馬には、松竹の「遥かなる山の呼び声」(山田洋次監督)や東映の「二百三高地」(舛田利雄監督)といった大手の作品があったが、それを押しのけての最優秀作品賞受賞が話題を呼んだ。だが、その後の同賞は、大手優位のままに歴史を刻んでいる。
     昨年は邦画が久々に活況を呈し、歴代興行収入ランキング(別表)を見ると、ベスト20に6作品がランクインした。いずれも大手の作品だが、邦画417本のうち約8割を占めたのが独立系作品。佳作も多く、もっとスポットライトが当たってもよいだろう。
    ★授賞式視聴率は9.2%
     16日午後9時3分から、日本テレビで放送された授賞式平均視聴率は9.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。
    ■日本映画の歴代興行収入
    (1)千と千尋の神隠し(東宝)01年7月/304億円
    (2)ハウルの動く城(東宝)04年11月/196億円
    (3)もののけ姫(東宝)97年7月/194億円
    (4)踊る大捜査線~レインボーブリッジを封鎖せよ!(東宝)03年7月/174億円
    (5)南極物語(ヘラルド、東宝)83年7月/110億円
    (6)踊る大捜査線(東宝)98年10月/101億円
    (7)子猫物語(東宝)86年7月/ 98億円
    (8)天と地と(東映)90年6月/ 92億円
    (9)世界の中心で、愛をさけぶ(東宝)04年5月/ 85億円
    (10)敦煌(東宝)88年6月/ 82億円
    〔11〕ゲド戦記(東宝)06年7月/ 77億円
    (12)ポケットモンスターミューツーの逆襲(東宝)98年7月/ 76億円
    〔13〕LIMIT OF LOVE 海猿(東宝)06年5月/ 71億円
    (14)猫の恩返し ギブリーズ エピソードII(東宝)02年7月/ 65億円
    (15)ポケットモンスター 幻のポケモン・ルキア爆誕(東宝)99年7月/ 64億円
    〔16〕THE 有頂天ホテル(東宝)06年1月/ 61億円
    (17)ビルマの竪琴(東宝)85年7月/ 54億円
    〔18〕日本沈没(東宝)06年7月/ 53億円
    〔19〕デスノート the Last name(ワーナー・ブラザース)06年11月/ 52億円
    (20)探偵物語/時をかける少女(東映)83年7月/ 51億円
    〔20〕男たちの大和 YAMATO(東映)05年12月/ 51億円
    (順位、作品名、配給、公開年度、興行収入の順。文化通信調べ、赤字は昨年度の作品)
    ZAKZAK 2007/02/19


  • 実在した武術家を通し描く真の強さ「SPIRIT」

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    シネナビ1本勝負!!
     24年前の「少林寺」をほうふつとさせる。やっぱりジェット・リーにはスキンヘッドが似合う。ブルース・リーの原点ともいえる、近代中国に実在した武術家の精神の戦いと壮絶格闘アクション。公開中、上映時間1時間44分。
     【こんな話】
     天津一強い武術家のフォ(リー)は、うぬぼれの強い傲慢な人間になっていく。ある時、敵の武術家をけんかの末に殺し、その報復で最愛の母親と娘が殺される。悲しみと罪悪感から全ての希望を失い生死の間をさまよったフォだったが、田舎で優しい盲目の女性に助けられ、強さの意味を悟る。20世紀初頭、欧米日列強の侵略にあう中国、天津に戻ったフォは外国人との異種格闘技大会に一人挑む。その中には日本武術の達人、田中(中村獅童)の姿があった。
     【見逃すな!】
     中国の太い青竜刀対プロイセンの細い剣、そして実際のボクサーやレスラーにキックボクシングのチャンピオンまで登場。あらゆる格闘技の技の粋を披露、手に汗を握るスピード感には圧倒。しかし、本質は暴力の虚しさを訴えており、本当の強さとは精神の強さであり、愛と切り離してはならないことを教えている。中村に日本の武士道精神を体現させているのも見どころ。
     【星いくつ?】
     8歳で歌舞伎の舞台を踏んだ中村。ひとつの芸を極める道を知っている者同士、リーとの呼吸もぴったりだ。
     ☆☆☆☆=☆5個が最高
    ZAKZAK 2006/03/18